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相続手続を放置しておくと大変なことになります!葬儀後に必要な手続きを解説

相続手続を放置すると大変

葬儀後に、相続人の方は下記のような手続をする必要があります

・法務局での手続(財産に不動産がある場合)
・市役所での手続(相続人を確定するのに必要)
・銀行での手続(財産に預金がある場合)
・年金事務所もしくは年金相談センターでの手続

上記に挙げたのは一例ですが、これだけでもたくさんの手続きがあり大変です。

相続手続きを数年放置してしまうと下記のような事態に陥ります

・共同相続人の誰かが亡くなる
・認知症になってしまう人がいる

このような状況になってしまうと、相続関係が複雑化し、それに伴い相続手続きもより煩雑なものになってしまいます。

手続きが煩雑になればなるほど、相続人間での争いにつながりやすく、手続き完了がより難しくなります。

このような状況は、亡くなった方が望んでいる状況ではないと思います。亡くなった方のためにも、相続発生後、スムーズに手続きを行う方が良いといえます。

不動産の相続登記をせずに放置してしまう問題点

このようなお悩みはございませんか?

・遺産分割協議をして不動産を相続することになったが、名義変更の登記手続きが面倒…
・相続登記は義務ではない?名義変更の登記をしないでもいいのか?
・名義変更の登記をするとお金がかかるので、しばらくは父名義のままにしよう…

不動産を相続しても、上記のような理由で名義変更をしていない方が多いのが現状です。

しかし、名義変更をせずそのまま放置してしまうと、大きなトラブルにつながる可能性があるので早めに名義変更をすることをおすすめします。

不動産の登記をしないまま放置するリスク

相続登記は義務ではないとはいえ、放置してしまうと以下のようなトラブルに発展することがあります。

・第三者に権利を主張できない
・不動産を売却できない
・再び相続が起こったときに混乱

このように不動産の相続登記を放置することで、様々なリスクが発生してしまいます。そうならないようにしっかりとした相続手続を行いましょう。

また、2024年4月より相続登記は義務化されますので、注意が必要です。

相続登記が義務化されます!

2024年4月より相続登記が義務化されます。これまで義務ではなかった登記についても、今後は相続から3年以内に手続きをする必要があります。

法制審議会(法相の諮問機関)によって、相続や住所・氏名を変更した際に土地の登記を義務付ける法改正案は答申されました。

相続から3年以内に申請をしなければ10万円以下の罰金が科されます。

相続登記の義務化について詳細はこちら>>

遺産分割をせずに放置してしまう問題点

遺産分割をせずに放置してしまう理由

・親族で集まる機会がなく、遺産の話が進まない
・遺産について協議をしたが、話がまとまらない
・そもそも遺産があることを知らない
・他の相続人と連絡がとれない、関わりたくない
・相続人に未成年者がいて親権者と利益相反になってしまう
・相続人の中に認知症の人がいる

このように様々な理由で放置してしまう人が多いです。

遺産分割を放置するデメリット

・不動産の処分や有効活用に制限がでてくる
・次の相続が発生して、相続関係が複雑になりかねない
・銀行の相続手続きができなくなる可能性がある

実際に何代にもわたって土地の相続登記をせずに放置していたケース

状況

別府市にお住まいの男性の方からの相談でした。

土地が相当前に亡くなった曾祖父の名義になっていたとのことで、曾祖父が亡くなってからも次々相続人が亡くなっていたので、現在だれが相続を受ける対象なのか不明な状態のため、相続するべき方を確定したうえで相続手続きをお願いしたいとのことでした。

当事務所からの提案&お手伝い

相続人を確定する必要がありましたので、戸籍謄本を取得し、相続を受けるべき人が誰になるのか調査しました。

戸籍調査の結果、相当な人数の相続関係者がいることが判明したため、その全員に「相続手続きに関するお知らせ」を送付し、遺産分割協議を進めることになりました。

結果

無事に遺産分割協議を行うことができ、最終的に相談者が土地を相続することになりました。

相続登記は特に期限に関しての決まりはありませんが、相続せずに放置していると当時の相続人が亡くなっており、代わりにその子どもが相続人になっているなど、相続関係者が増え、次の代の相続人同士が互いに面識がなかったりして、遺産分割がスムーズに進まないケースが発生する可能性が高いです。

ですので、相続登記が発生した際は速やかに完了させることをおすすめします。

ポイント

数名だった相続人が、長期間放置していたために当初の数倍に相続人が増えてしまったケースです。相続人を特定するために集めた戸籍は約数十通、厚さは百科事典並みの量になりました。相続人を一人でも誤れば、ほぼほぼ終わっていた手続きも、最初からやり直さないといけないこともあります。

まとめ

やるべきことを先送りするほど、将来手続きができなくなるリスクが高まります。

せっかく先人が残してくれた遺産ですから、複雑な相続手続きになる前に、きちんと相続手続きをして、さらに後世へ伝えていきましょう。

相続手続きは、先送りにすればするほど、将来、手続きが煩雑になり、場合によっては、それが相続争いの原因になりかねません。

せっかく故人が残してくれた財産ですから、きちんと手続きをおこないましょう。

相続手続きに関する無料相談実施中!

上記で述べたように、相続手続きの多くには期限があり、相続人の負担がとても大きいものです。

相続手続きを期限内に終わらせるためには、早め早めにスケジュールを組む必要がありますので一度、司法書士などの相続の専門家にご相談することをお勧めいたします。

当事務所は相続専門の事務所であり、相続の相談実績は1,500件以上と豊富な実績がございます。

相続手続きや遺言書作成など相続に関わるご相談は当事務所にお任せ下さい。

当事務所の司法書士が親切丁寧にご相談に対応させていただきますので、まずは無料相談をご利用ください。

予約受付専用ダイヤルは097-538-1418なります。

ご相談から解決までの流れについて詳しくはこちら>>

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